ニキビ跡や大人ニキビによもぎ蒸しが効果的ってほんと？
フェイスラインや口の周りに繰り返しできるニキビは、成人になってからできる大人ニキビがほとんどです。
肌のターンオーバーの遅れや女性ホルモンの乱れが原因で、皮脂が多いTゾーンではなく、皮脂が少ないUゾーンや口周りに大人ニキビが発生します。
また、ニキビ跡になるとなかなか消えないので、苦労している女性も多いことでしょう。
ここでは、よもぎ蒸しのニキビ跡や大人ニキビへの効果についてお話しします。
ニキビ跡や大人ニキビが治らないのはなぜ？
年齢を重ねるごとに、ニキビ跡がなかなか消えなかったり、大人ニキビが繰り返しできてしまうのは、肌のターンオーバーの遅れや女性ホルモンのバランスが影響しています。
肌のターンオーバーの遅れ
肌の表面にある古い角質層が自然に剥がれ落ちて、肌の奥から新しい肌細胞が生まれて、だんだん肌の表面に押し上げられて生まれ変わるサイクルを、肌のターンオーバーと言います。
正常な肌のターンオーバー周期は28日なので、肌の表面の古い角質層が新しい角質層に変わるのまでの日数は、だいたい28日間ということになります。
28日周期なら、ほとんどの場合、ニキビができたり、ニキビ跡になる心配もなく、美肌状態です。
しかし、この周期は年齢を重ねるごとに、肌のターンオーバー周期は延びるので、肌が生まれ変わる速度も遅くなり、ニキビ跡や大人ニキビを始め、様々な肌トラブルが起こりやすくなります。
20代までは、だいたい28日間だった肌のターンオーバー周期は、30代、40代になると40日〜45日程度と1ヶ月以上かかるようになるのです。
肌質によっては、40代になってから20代の約2倍のターンオーバー周期になったという女性も珍しくありません。
つまり、それだけ肌が新しくなるまでに時間がかかるということなので、ニキビ跡はなかなか治らなくなります。
また、古い角質層が肌の表面に残りやすくなり、それが毛穴に詰まってニキビになってしまいます。
女性ホルモンの乱れ
女性ホルモンの乱れによっても、大人ニキビができやすくなります。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンがあります。
この2種類のホルモンのどちらかが減りすぎることを、女性ホルモンのバランスの乱れと呼んでいます。
エストロゲンの分泌量が増えすぎると、肌のコラーゲン量が減るので、肌の奥から乾燥しやすくなり、その乾燥を防ぐために皮脂が異常分泌されて、毛穴の詰まりにより大人ニキビができやすくなります。
逆に、プロゲステロンが減りすぎると、皮脂の分泌量が減るので、肌の表面から乾燥して敏感肌になります。
すると、バリア機能が低下するので雑菌への免疫力も低下して、ニキビができやすくなります。
このように、年齢を重ねるごとにニキビ跡や大人ニキビが増えるのは、肌のターンオーバーの遅れと女性ホルモンの乱れが関係しているのです。
新陳代謝アップで肌のターンオーバー促進
まず、遅れてしまった肌のターンオーバー周期を促進するためには、血流を促進して新陳代謝をアップさせることです。
「新陳代謝が上がる＝肌のターンオーバーが早まる」ということですから、特に加齢によってニキビ跡や大人ニキビが悪化している人は、新陳代謝の向上がポイントになります。
大人になるほど、筋力がダウンしたり、血管の老化により血流が悪くなります。
すると、新陳代謝も低下してしまうのです。
よもぎ蒸しで新陳代謝をアップしよう！
よもぎ蒸しで子宮から身体の中を温めると、身体の芯からしっかり温まって血流がすごく良くなります。
それによって、新陳代謝がアップするのです。
また、よもぎの香り成分には、かなりのリラックス効果があるので、血管が良い意味で緩んで、血流が促進されます。
新陳代謝がアップすれば、遅れてしまった肌のターンオーバーを促進できるので、ニキビ跡や大人ニキビの予防や改善につながります。
新陳代謝がアップすると、発汗量も多くなりますね。
発汗とともに、体内の毒素や老廃物、毛穴の汚れが取れるので、大人ニキビの予防にもなります。
よもぎ蒸しで女性ホルモンのバランスも整う！
よもぎ蒸しの温め効果も素晴らしいですが、よもぎの香り成分による効果も高いです。
女性ホルモンを整えてくれるのは、よもぎに含まれるβカリオフィレンという香り成分です。
βカリオフィレンは、ホルモンバランスを整えたり、イライラなどのストレスを和らげてくれます。
それにより、女性ホルモンが整うと、大人ニキビができにくくなります。
いかがでしたか？
ニキビ跡や大人ニキビを歳のせいにして諦めるのはもったいないです。
よもぎ蒸しで、肌のターンオーバーを促進したり、女性ホルモンを調整して、ニキビレスな肌を目指しましょう！