エステ・サロン運営者必見!よもぎ蒸しに関する薬事法のアレコレ
2016/07/05
個人で楽しまれる際には、あまり気にしなくても大丈夫とは思いますが、サロンやエステなどお店としてお客様へ提供される際には、少し注意が必要です。
よもぎは漢方ではありません
たまに勘違いしている方がいらっしゃるようなのですが、一般的に日本国内の販売業者が取り扱っているよもぎ蒸し用の座浴剤は、漢方ではありません。
ですので、商品として販売する際に特別な免許や資格というのも必要ありません。
でも座浴剤の成分には注意が必要
逆に、仕入先から仕入れた座浴剤を国内で販売する場合には、十分注意が必要です。よもぎ蒸しの本場、韓国から仕入れてきた座浴剤でも、韓国国内では薬事法に抵触していなくても、日本国内の薬事法ではグレーと判断されてしまう成分もいくつかあるのです。
※座浴剤成分に、トウキ(当帰)、カッコン(葛根)、センキュウ(川芎)、シャクヤク(芍薬)などの成分が含まれて居る場合は、仕入れない方が賢明でしょう。
購入前に座浴剤の成分を聞いてみましょう
販売業者によっては、座浴剤の配合成分を問い合わせた場合に教えてくれるところもあります。さすがに詳細な配合は確認する事ができませんが、どの成分が含まれているかというのは、事前に確認する事ができます。ですので、気になる方は問い合わせてみるのが良いでしょう。
そこで開示を渋ってきたり、回答に時間がかかったりする場合は、おそらく業者側が公にできない理由があるか、元々把握していないかのどちらかだと思います。
まとめ
- よもぎはあくまでも座浴剤であって漢方ではありません。
- 販売する立場であれば、必ず薬剤の成分表をチェック。
- 個人でも気になる場合は購入前にお問い合わせしましょう。